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タブレットを使用している医者

現代の医療技術は日進月歩となっており、毎日新しい技術の研究がおこなわれています。
技術が進化してきた結果、これまでわからなかった病気の原因が特定されたり、治療ができるようになったりといった良い変化が起きているのです。
そしてその中で近年特に注目されるようになった言葉が「再生医療」です。
iPS細胞や、一時期問題になったSTAP細胞などもこの再生医療の分野に含まれる物です。
ではこれは何かというと、簡単に説明してしまえば「病気やけがで失われた部位を医学的に再生するものである」と説明できます。
例えば酷いやけどを負ってしまって皮膚の機能が失われたという場合、これまでは表皮移植という形で治療を行ってきました。
ですが再生医療の技術では本人の細胞から新たな部位を作りだすことができますから、細胞を採取して本来その人に生まれるはずだった皮膚を作りだし、それを移植するということができるようになってきているのです。
これは一見するとそこまで価値があるように見えませんが、他人の皮膚を移植するということは非常にリスクのあることです。
拒絶反応が起きるとせっかく移植しても定着せず、腐り落ちたり剥がれ落ちたりすることがあります。
ですが自分の皮膚を自分に移植するのであれば、そうした拒絶反応が発生するリスクは非常に低くなるのです。
またこの技術を応用すれば、交通事故によって半身不随になった人の機能を取り戻させたり、一度失われてしまった心臓の機能を取り戻させたりと言ったような、革新的な治療ができると期待されています。
現状ではまだ研究段階であり、皮膚移植や骨髄移植などの一部には適用されるようになったものの、万能の治療法になるまでにはまだ時間がかかるとみられています。
ですがこれが確立したのであれば病気やけがで苦しむ人の多くを救えるようになる、世界中から期待される治療の分野なのです。